イチロー氏、野球人口減少に思い「キャッチボールも特殊になってしまった…」S☆1で2夜連続独占取材

[ 2023年1月7日 12:05 ]

TBSスポーツ番組「S☆1」の独占インタビューに応じるイチロー氏(C)TBS
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 マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(49)が、7日放送のTBSスポーツ番組「S☆1」(深夜0・30)に出演する。同番組の「新春スペシャル企画」として7、8日の2夜連続で、同社の独占インタビューに対応する。高校生への指導を続けるイチロー氏は、何を語るのか。

 イチロー氏は、現役引退後に学生野球資格回復の研修を受講して資格を回復。2020年に智弁和歌山高校、21年は国学院久我山高校、千葉明徳高校、香川県立高松商業高校、22年には東京都立新宿高校、静岡県立富士高校と、計6校の野球部に特別指導を行ってきた。今回、6校目の指導となった富士高校ナインへの特別指導に完全密着する。

 今回イチロー氏が指導したのは、1979年に夏の甲子園、87年に春のセンバツと2度甲子園出場を果たした県内有数の進学校である富士高校。イチロー氏が富士高校を指導しようと思い立った理由は、野球部の取り組みに共感したからだ。

 同校の野球部員は、地元の子どもたちへの野球体験会を行っている。野球人口が減少している同地区の状況を「変えていかないといけない」という思いから、初心者を指導しているという。この活動を実際に見学したイチロー氏は「昔なら普通にできていたキャッチボールも、もう今はずいぶん特殊な動作になってしまった」と吐露し「そんな時代において、自分たちの野球ができる時間は限られている中で、積極的にしてくれているということを聞いて、なんか良いなと思って」と感想を述べた。

 イチロー氏が富士高校ナインに向き合った2日間。人生を懸けて野球と向き合ってきたレジェンドは、高校生に何を語るのか。舞台裏を記録した秘蔵映像も交え、2夜連続の独占インタビューで同氏の思いを届ける。

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2023年1月7日のニュース