中日・大島、現状維持2億5000万円の2年契約でサイン 今季4厘差で首位打者逃し「来年こそ」

[ 2022年11月13日 11:58 ]

契約を更改し、会見する中日・大島
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 中日の大島洋平外野手(37)が13日、ナゴヤ球場で契約交渉に臨み、現状維持の推定年俸2億5000万円プラス出来高払いでサインした。3年契約が終了して新たに2年契約を結び「毎年思っているが、優勝を目指さなくなったら野球選手として終わり。来年は優勝できるようにやっていきたい」と決意を新たにした。

 野手キャプテンとして臨んだ13年目の今季は、新型コロナウイルス感染や右膝への死球で1カ月以上の離脱期間がありながら、137安打を放ち、リーグ2位の打率・314をマーク。3冠王を獲得したヤクルト・村上と最後まで首位打者を争うなど打線をけん引した。会見では「来年こそは獲れるようにしたい」と4厘差で逃した首位打者奪取へ意欲を見せた。

 現在1885安打で、2000安打へも残り115本。順調なら来季中に達成する。大学、社会人を経ての大台到達は過去に中日OBの和田一浩氏、元ヤクルトの古田敦也氏、宮本慎也氏の3人しかいない。4人目の快挙へ向けては「やっと手が届くところにきたなというのはある。今年は2回ぐらい離脱してしまったので、1年間しっかり出る準備をすることが大事。そうすれば自然と記録は達成できると思う」と話した。

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2022年11月13日のニュース