阪神・伊藤将　“能見イズム”継承する岩貞と自主トレへ「直球を中心に高めたい」

ブルペンの投球間に笑顔を見せる伊藤将（撮影・大森　寛明）
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　　阪神・伊藤将が今オフの自主トレについて言及し、岩貞との合同トレを予定していることを明かした。昨季はオリックス・能見の自主トレに参加したが、今季限りで現役を引退。それに伴い“能見イズム”を継承する先輩左腕とともに、トレーニングを積んでいく構えだ。

　「今のところは岩貞さんとやる予定です。（去年と）変わらず、直球を中心に（精度を）高めていきたい」

　FA権を行使せず残留を決めた岩貞から提案を受け、快諾した。今キャンプと同様に、直球の精度向上が最大のテーマ。能見は不在となるが、岩貞が16年から自主トレに同行していた経緯もあり、イズムを吸収する上で問題はない。自身2年ぶりとなる2桁勝利へ、入念に準備を進めていく。