阪神・佐藤輝 秋季キャンプ合流初日からフラフラ 体力不足露呈も「しっかり完走できるように」

[ 2022年11月13日 05:15 ]

守備練習を終えて座り込む佐藤輝(撮影・大森 寛明)
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 阪神・佐藤輝は合流初日にグロッキー寸前に追い込まれた。午前は、馬場コーチに付きっきりで三塁の動きを伝授され、続くランチ特打で体力が一気に目減り。フリー打撃は豪快さが影を潜め、88スイングで3本の柵越えに終わった。ノックの最後にスクワットを交えての捕球姿勢。終了後にヘナヘナと座り込んだ。

 「しっかり完走できるように頑張ります」

 日本代表の強化試合の直後で、最高気温23度まで上がった安芸市の強い日差しを浴びては、体力を奪われるのはやむえなかった。一方で、首脳陣の狙いは基礎体力の向上。平田ヘッドコーチは下半身を鍛えた先に「3割30本30盗塁」を思い描く。打撃フォームの修正を予告していた岡田監督からは、放置されたまま一日を終え、「今後、何かあると思うので学んで吸収したい」と、腹をくくった。

 ▼阪神馬場内野守備走塁コーチ 全部(捕球も送球も)取り組まないといけない。基本の反復を意識付けさせたい。朝も個別で(特守を)やっていこうと思う。体力的にまだまだ弱い部分がある。弱いからやらせないといけない。チームとして必要だからやらせないといけない。根気強くやります。

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2022年11月13日のニュース