ジャッジ引き留めにスタインブレナーオーナーも本腰「我々にできることはなんでもやる」

[ 2022年11月13日 05:39 ]

アーロン・ジャッジ(AP)
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 ヤンキースのハル・スタインブレナーオーナー(52)が12日(日本時間13日)YESネットワークのインタビューで、ジャッジについて「ヤンキースのシーズンが終わってから本人と1回以上話した。話の中味はとても前向きなものだった」と明かした。

 「本人に残留が我々の願いだとはっきり示している。この球団において彼の存在は大きい。(再契約のために)我々にできることはなんでもやると伝えた」と言う。キャッシュマンGMはラスベガスのGM会議でジャッジのぺージ・オドル代理人と連絡を取り合っているとし、アーロン・ブーン監督も「ジャッジ本人とテキストメッセージをやり取りしている」と明かした。

 ジャッジはポストシーズンで打率・139の不振で、ヤンキースタジアムでブーイングを受ける場面もあったが、ブーン監督はそのことはジャッジの決断に影響しないと思うと信じている。「彼はニューヨークで愛されていて、彼もそれが分かっているし、ファンを愛している。ヤンキースで長くプレーすれば偉大な選手でもそういう経験をする時があると理解している」と理由を説明した。

 フリーエージェントとなったジャッジは、交渉解禁で米国東海岸時間10日の午後5時からどの球団とも話すことが可能。ジャッジの出身地であるカリフォルニア州のジャイアンツやドジャースが積極的と噂されている。

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2022年11月13日のニュース