オリックス・石川 恩師・中嶋監督と再タッグに「教えてもらったことは染みついている」

[ 2022年11月13日 05:00 ]

福良GM(右)から帽子をかぶせてもらい笑顔を見せる石川
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 日本ハムからトレードで加入したオリックス・石川亮捕手(27)が12日、大阪・舞洲の球団施設で入団会見を行った。中嶋監督が日本ハムでコーチだった時に指導を受けた“中嶋チルドレン”が新天地での飛躍を誓った。

 「中嶋さんから教わったことが僕の土台。厳しい時もあったけど愛を感じる人。素晴らしい監督の下で、やれることはうれしい」

 帝京から13年ドラフト8位で日本ハムに入団。当時、中嶋監督は兼任バッテリーコーチだった。「スローイングや配球のことまで、教えてもらったことは染みついている」。電話で移籍を報告した際には、「まだ野球やるのか?迷惑かけるなよ」と“中嶋節”を浴びせられたといい、「相変わらずだなあって」と笑顔。恩師の下で、仕切り直す構えだ。

 背景には、獲得を目指す西武からFA宣言した森や、自チームからFA宣言した伏見の動向などの兼ね合いもあるが、補強の一つとしてプラス材料。福良GMは「バランスがよく捕手としての視野も広い。監督からも“戦力になる”と。1軍の戦力になれる」と期待した。(湯澤 涼)

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2022年11月13日のニュース