阪神・井上、柵越え12本 岡田監督も食事止め熱視線「打つポイント変わった。一番飛んでたんちゃう」

[ 2022年11月3日 05:15 ]

打撃練習を行う阪神・井上(撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 阪神の井上が、猛アピールに成功した。午後からのフリー打撃。ネット裏の球団施設で昼食をとりながら打撃を見守っていた岡田監督が持つ箸が止まった。

 「今日なんかめっちゃ良い感じで打っていたよ。打つポイントが変わったと思ったね。井上が一番(打球)飛んでたんちゃう」

 大絶賛だった。フリー打撃では88スイングで12本の柵越えを披露。甲子園での秋季練習中に指揮官が「打つポイントを前にするように」と指摘する記事を見てフェニックス・リーグ終盤戦から実践していた。「大山さんだけじゃなくて、自分にも言われているんだなと受け止めてやってみようというのはあった」。高卒3年目の今季は1軍出場がわずか2試合で無安打だった。「続けることで大きなものになると思う」。期待の若き大砲。鍛錬の秋でレベルアップに励む。

続きを表示

2022年11月3日のニュース