高校女子選抜 先発・イチロー氏から1点先制! 森崎が会心の右中間適時三塁打 

[ 2022年11月3日 13:56 ]

<高校野球女子選抜・イチロー選抜>初回、森崎(左)に適時三塁打を浴びたイチロー氏(撮影・島崎忠彦)
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 マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(49)が率いる草野球チーム「KOBE CHIBEN」と「高校野球女子選抜」のエキシビションマッチが3日、東京ドームで行われた。

 イチロー氏は「9番・投手」、また、元西武の松坂大輔氏(42=本紙評論家)が「4番・遊撃」で先発出場した。

 初回、1死一塁から高校野球女子選抜は3番・森崎杏(福知山成美)が右中間を破る適時三塁打。イチロー氏が投じた低めの球をとらえ、会心の一打で先制した。「真剣勝負」として練習を積んできただけに、安打を浴びたイチロー氏は悔しそうに頭を抱えた。イニングを終えてベンチに帰ったイチロー氏はチームメートに「ごめん」と謝り「絶対勝つぞ!」と気合を入れた。

 イチロー氏は19年3月にマ軍の開幕2連戦を最後に現役を引退した東京ドーム。思い出の地でのプレーに「僕にとって特別な場所である東京ドームで、女子野球選手たちの熱い気持ちに向き合い、全力で勝負します」と意気込み。高校野球女子選抜との対戦は、昨年12月に続く2度目。昨年はほっと神戸で147球を投げ、4安打17奪三振で9回を完封した。

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