日本新薬、悲願初優勝へ快勝発進 先発の岩本が好相性の京セラDでスイスイ7回無失点

[ 2022年11月3日 21:38 ]

社会人野球日本選手権1回戦   日本新薬8―0宮崎梅田学園 ( 2022年11月3日    京セラD )

<社会人野球日本選手権 日本新薬・宮崎梅田学園>日本新薬先発の岩本(撮影・平嶋 理子)
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 悲願の初優勝を目指す日本新薬は、先発・岩本喜照投手が7回1安打無失点の好投で快勝発進した。

 「京セラドームはめちゃくちゃ投げやすかったです。真っ直ぐも低めに集まっていましたし、そこから変化球を落とすこともできた。味方が点を取ってくれるまでは我慢して投げようと思いました」

 力感のないフォームから、140キロ台後半の直球をどんどん投げ込んだ。フォーク、チェンジアップも低めに集まり、初回先頭打者に安打を許して以降は21打者連続アウト。試合前まで通算6試合15回1/3でわずか1失点という京セラドームで、相性通りの満点投球を見せた。

 4回の新人・若林将平外野手の先制犠飛を突破口に、中日からドラフト7位指名された福永裕基内野手の右中間適時二塁打など打線は15安打8得点。投打ががっちりとかみ合った内容に、松村聡監督は「守りからリズムをつくろうという中で、岩本はきっちりと抑えてくれた。次戦のENEOSさんには春のスポニチ大会で悔しい逆転負けをしている。チャンピオンに食らいついていきたい」と語った。

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2022年11月3日のニュース