イチロー氏&松坂大輔氏 公開で金言授ける 「何かを真似することって大事」

[ 2022年11月3日 16:25 ]

<イチロー選抜・高校野球女子選抜>3回、走塁ミスした松坂氏(左)と話すイチロー氏 (撮影・白鳥 佳樹)
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 マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(49)が率いる草野球チーム「KOBE CHIBEN」と「高校野球女子選抜」のエキシビションマッチが3日、東京ドームで行われた。

 イチロー氏は「9番・投手」、元西武の松坂大輔氏(42=本紙評論家)が「4番・遊撃」で先発出場。イチロー氏は2安打1失点14奪三振、130球を投げて完投した。打っては第1打席で一ゴロ、第2打席は三飛、第3打席は一ゴロ、第4打席は一ゴロ併殺打で無安打だった。松坂氏は、4打数3安打1打点で遊撃でも軽快な守備を見せた。

 試合後のインタビューでは女子選手とともに登場。2人のレジェンドからは生アドバイスも送られた。

 初回にイチロー氏から特大の右中間適時三塁打を放った森崎杏(福知山成美)が「タイミングとることが課題でイチロー選手の打撃練習を見て真似してたら、打てました」と語ったことに、イチロー氏は「余計なとこ見せましたね」と苦笑しながら「でも、それはすごく大事なことで、何かを真似することって大事。それが上手な選手がうまい選手であることが多い。大輔なんかもそうで、マネが上手だったもんね」と松坂氏に振った。

 松坂氏も「うまくなるきっかけっていうのは好きな選手からのモノマネがきっかけになることが多かったですよね」と答え、イチロー氏も「そう、だからこれはすごくヒントになりますよね」とうなずいていた。
 

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