松坂大輔氏 背番号18で「4番・遊撃」先発 第1打席で内野安打 相手野手に打球当たり「ごめんね」

[ 2022年11月3日 13:54 ]

<高校野球女子選抜・イチロー選抜>初回、内野安打を放つ松坂氏(撮影・島崎忠彦)
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 元西武、元レッドソックスなどの松坂大輔氏(42=本紙評論家)が、3日、東京ドームで行われたマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(49)が率いる草野球チーム「KOBE CHIBEN」と「高校野球女子選抜」のエキシビションマッチに「4番・遊撃」で先発出場した。

 初回の守備では1死三塁から、先発したイチロー氏が遊ゴロに仕留めた。松坂氏は三塁を警戒しながら一塁へ送球してアウトをとるなど軽快な守備を見せた。初回の第1打席では木製バットで臨み、一塁へ痛烈な打球を放って内野安打。打球が相手の一塁手・森崎(福知山成美)の左肩付近に当たり、松坂氏が心配そうに「ごめんね」と声をかけて気遣う一幕もあった。森崎は手当で一度ベンチに下がったが、元気に復帰した。

 ユニホームを着てプレーするのは西武で引退試合に臨んだ2020年10月19日・日本ハム戦以来。松坂氏はこの日、背番号18を背負った。遊撃を守るのは中学生以来だ。「KOBE CHIBEN」はこのエキシビションマッチに向けて10月20日に始動。練習を積んで、真剣勝負に備えてきたという。

 試合前練習で、イチロー氏はノッカーを務めた。その後は投内連係に投手として参加し、松坂氏と入念に併殺の練習を繰り返すなどで汗を流した。イチロー氏は「(松坂氏と)同じユニホームを着てプレーするのは09年のWBC以来。ついに念願がかないました」などとコメントしていた。

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