日本ハム4位は常葉大菊川・安西 一気に才能開花させた最速151キロ右腕

[ 2022年10月21日 06:00 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2022年10月20日 )

日本ハムから4位指名を受けた安西は仲間にかつがれてガッツポーズ
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 日本ハムが4位指名した常葉大菊川(静岡)の安西叶翔投手(17)はスリークオーターとサイドの中間から繰り出す最速151キロの剛球が持ち味。約1年前、試行錯誤を繰り返しながら現在の投球フォームにたどり着き、才能を一気に開花させた。「不安はあったが指名されてうれしい。これまで関わってくれた人と今まで育ててくれた両親に感謝したい」と笑った。

 今夏の静岡大会では優勝候補に挙げられながら4回戦敗退。悔しさを味わったが「プロで活躍する夢に向かって頑張れた」とひたむきに努力を続けた。高校生活で甲子園には縁がなかったが、12球団から調査書が届いた。

 日本ハムについては「新庄監督が明るく楽しく野球をやる印象」。何の縁か、親交があり尊敬する高校の先輩・奈良間とも同じチームとなった。「“一緒の球団でやれれば良い”と話していたのでうれしい。早くチームになじんでやっていけるようにしたい」。北海道で始まる新生活に希望をふくらませた。

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2022年10月21日のニュース