イチロー氏が王貞治氏にした素朴な質問とは？　「イメージって恐ろしいなって」　プロスピAで選出

イチロー氏（AP）
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　コナミデジタルエンタテインメントは21日、モバイルゲーム「プロ野球スピリッツA」において、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏（48）が選んだレジェンドOBが登場するスカウト「イチローセレクション」をスタートしたと発表した。

　12球団のOB、レジェンドたちを各球団1人ずつ選出。公開されたYouTubeの動画「イチローが12球団のレジェンドOB選手を語る【イチローセレクション】」（https://www.youtube.com/watch?v=rifMNBPWdiA）では、その理由についてイチロー氏らしく説明した。

　巨人は世界の本塁打王、王貞治氏を選出した。「世界の野球選手たちのあこがれで、日本代表としてアメリカに試合に行くと、サインをほしい一番の方ですよ。日本人としての誇りです」と敬意を表した。

　長距離打者の指標として評価されている「OPS（出塁率＋長打率）」。一般的に1.000を超えると「超一流」とされるが、シーズン歴代10傑のうち、5つが王貞治氏で占められている。2006年の第1回WBCでは、日本代表監督と選手という立場で、世界一となった。「王監督にホームランのイメージしかなくて、“二塁打とか三塁打って、ちゃんと走ってたんですか？”と（質問したら）。“走ってるよ、バカヤロー”と言われました。ないでしょ、だって王監督が三塁まで全力疾走とかいうイメージがまったく出てこないので、内野安打とか。イメージって恐ろしいなって」と語った。