イチロー氏が「ランディーより打ちづらい」と評した外国人投手 日米28年間で1人だけの衝撃 プロスピA

[ 2022年10月21日 21:25 ]

イチロー氏(AP)
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 コナミデジタルエンタテインメントは21日、モバイルゲーム「プロ野球スピリッツA」において、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(48)が選んだレジェンドOBが登場するスカウト「イチローセレクション」をスタートしたと発表した。

 12球団のOB、レジェンドたちを各球団1人ずつ選出。公開されたYouTubeの動画「イチローが12球団のレジェンドOB選手を語る【イチローセレクション】」(https://www.youtube.com/watch?v=rifMNBPWdiA)では、その理由についてイチロー氏らしく説明した。

 ロッテからは、エリック・ヒルマン氏を選出した。ヒルマン氏はメッツから95年にロッテに入団。2メートル08の長身から角度ある直球にカーブ、スライダーなどを織り交ぜ、95年に12勝、96年に14勝をマークした。「僕は18からプロの世界に入って、28年の中でバットを3本折られたのはヒルマンだけです。1試合で3本折られたのは、このピッチャーだけです」と告白。「球は速くないんですよ、140キロ前後だったかな。ヒルマンの場合は、とにかく大きくて、リリースポイントがやっぱり、バッター寄りに、ものすごく近く感じるんですよね。ランディ・ジョンソンの真っすぐより、ヒルマンの真っすぐの方が打ちづらいです。それぐらいインパクトありました」と評した。実際、イチロー氏とヒルマン氏の対戦成績は34打数8安打、打率.276でホームランはなかった。

 「これはやっかいなのが来たって。ボビー・バレンタイン(監督)さすがだなって。そこにフランコ呼んできたり。いや強かった」と当時のロッテについて語った。「小宮山さんがいて、伊良部さんいて、そしてヒルマン。この3人、セットとしては断トツに良かった」と振り返った。

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