アストロズ・バーランダーが圧投1失点白星 39歳3度目サイ・ヤング賞へ8度目の2桁11三振

[ 2022年10月21日 02:30 ]

ア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦   アストロズ4ー2ヤンキース ( 2022年10月19日    ヒューストン )

好投したアストロズのバーランダー(AP)
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 アストロズの39歳右腕バーランダーが本領を発揮した。マリナーズとの地区シリーズ第1戦では4回6失点と打ち込まれたが、6回1失点に抑えた。1―1の3回1死二、三塁で「レギュラーシーズンなら失点してもいいが、プレーオフは違う」とギアを上げ、2者連続三振。自身が持つポストシーズン記録を更新する8度目の2桁11三振を奪い、通算でも歴代最多の219奪三振とした。右肘手術から復活した今季はサイ・ヤング賞の最有力候補。受賞すれば3度目で「若手なら素早く修正するのは難しい」と自負がのぞいた。

 ≪強力打線不発≫ヤンキースの強力打線が17三振と不発に終わった。3回1死二、三塁でドナルドソン、カーペンターが連続三振。バーランダーに復調のきっかけを与え、62発のア・リーグ新記録を樹立した主砲ジャッジも無安打だった。地区シリーズ3連勝で休養十分の相手に対し、自軍は前夜の勝利後に移動と厳しい日程。アーロン・ブーン監督は「試合中盤を突破するのが難しいのは分かっていた」と、力が劣る救援陣が踏ん張れなかったことを認めた。

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2022年10月21日のニュース