ヤンキースがロイヤルズのベニンテンディ外野手をトレードで獲得 マイナー3投手を放出

[ 2022年7月28日 13:33 ]

ロイヤルズからヤンキースにトレードされたベニンテンディ(AP)
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 ア・リーグ東地区首位のヤンキースは27日、マイナーの3投手との交換で今季ロイヤルズに所属していたアンドリュー・ベニンテンディ外野手(28=178センチ、77キロ、左投げ左打ち)を獲得した。

 ベニンテンディは2015年のドラフトでレッドソックスに全体7番目に指名され、16年にメジャーに昇格。ヤンキースのアーロン・ジャッジ(30)が受賞した17年のア・リーグ新人王の選考では次点となった。21年にトレードでロイヤルズに移籍。堅実な守備が評価されてゴールドグラブ賞を受賞していた。

 年俸850万ドル(約11億5000万円)で迎えた今季は93試合に出場して無失策。ア・リーグ打率部門の3位となる・320をマークしており(現時点で自己ベスト)、オールスターゲームにも出場した。

 シーズン途中にトレードされた選手の中で打率・320は史上3番目のハイアベレージ。ヤンキースでは外野手として今季38試合に出場し、球宴でMVPとなったジャンカルロ・スタントン(32)が左足のアキレス腱を痛めて戦列を離脱しており、右翼手のジョーイ・ガロ(28)は12本塁打を記録しているものの、打率は・161とふるわず、230打数で103三振を喫している。

 ただしベニンテンディは新型コロナウィルスのワクチンを受けておらず、未接種者の入国に対して検疫を義務付けているカナダ・トロントへの遠征(14~17日=対ブルージェイズ)ではロイヤルズを一時離脱。ヤンキースは9月27日からトロントで3連戦を行うが、同選手の対応が注目されるところだ。

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2022年7月28日のニュース