ソフトバンク7年目黒瀬健太を再支配下登録「やっと戻ってきた」 最後のピースは右の大砲候補 

[ 2022年7月28日 14:27 ]

<ソフトバンク黒瀬支配下登録会見>支配下登録され笑顔で喜びを語る黒瀬(撮影・岡田 丈靖)          
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 ソフトバンクは28日、育成の黒瀬健太内野手(24)と支配下選手契約を締結したと発表した。背番号は「126」から「12」に変更。31日までに迫った期限でチームの支配下登録選手は69人。上限70人までのラスト一枠を勝ち取った。スーツ姿で会見に臨み、「うれしかったですし、やっと戻ってこられたなという気持ちです。“よしこっからや”という気持ちが強かった」と再びスタートラインに立った。

 黒瀬は和歌山・初芝橋本から15年ドラフト5位で入団。「高校通算97本塁打」の肩書きで注目を集めたが、3年目オフに戦力外通告を受け、育成で再契約。異例の7年目まで期待を受け続け、「思うような結果を残せず、悔しい気持ちと、絶対に結果を残してやろうと思って毎日を過ごしていた」と挫折を乗り越えてきた。

 今季はウエスタン・リーグで36試合に出場し100打数26安打。打率・260、7本塁打をマーク。腹をくくって臨んだシーズンで数字を残してきた。チームは現在首位だが、5位まで2・5ゲーム差の大接戦。優勝争いに向けては「長打、ホームランをたくさん打って、打点をあげたい」と力を込めた。

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