ロッテ・松川が敢闘選手賞 高卒新人史上3人目の打点「びっくりしています」

[ 2022年7月28日 05:10 ]

マイナビオールスターゲーム2022第2戦   全パ2-1全セ ( 2022年7月27日    松山 )

<全セ・全パ>2回、適時打を放つ松川(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 全パのロッテ高卒捕手の18歳・松川が敢闘選手賞をゲットした。4月に完全試合を達成した佐々木朗とのバッテリーで初回に1点を先制された直後だ。2回1死二、三塁で左腕・床田の変化球を右前へ運び、同点適時打。「びっくりしています。なんで僕なのか分からない」と初々しいが高卒新人では86年清原(西武)、13年大谷(日本ハム)以来史上3人目の打点で文句なしの受賞だ。佐々木朗から配球について「もっと変化球を投げたかった」といじられたことについては「オールスターなので…」と苦笑いだった。

 《大谷以来 高卒新人で安打&打点》松川(ロ)が2回に同点適時打。高卒新人の球宴安打と打点は、ともに13年大谷(日)以来で、安打が5人目、打点が3人目。ロッテおよび捕手では松川が初めてだ。また、高卒新人の殊勲安打は86年第2戦の清原和博(西)の同点弾、前記大谷の13年第3戦の同点単打に次ぎ3人目となった。なお、高卒に限らず新人の先発マスクは史上5人目だったが、その試合で安打を放ったのは69年第1、2戦の田淵幸一(神)以来53年ぶり2人目だ。

続きを表示

2022年7月28日のニュース