【都市対抗】トヨタ自動車19年以来の決勝進出ならず…藤原監督、常勝軍団へ「この経験をどう生かすか」

[ 2022年7月28日 18:33 ]

第93回都市対抗野球大会第11日 準決勝   トヨタ自動車(豊田市)3―7東京ガス(東京都) ( 2022年7月28日    東京D )

<東京ガス・トヨタ自動車>2回、逢沢の犠飛で生還するトヨタ自動車・和田(撮影・久冨木 修)    
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 19年以来の決勝進出を目指したトヨタ自動車は、終盤に決勝点を奪われベスト4で姿を消した。一昨年、昨年と1回戦敗退。常勝チームづくりを目指し投手陣を整備。準々決勝でパーフェクト救援を果たした松本(亜大)やこの日3番手で登板した山内(武蔵大)らルーキーが結果を出した。3位に贈られる「黄獅子旗」を笑顔なく受け取った北村はじめナインに満足感はない。

 東京ガス先発・高橋の制球難から1回に先制。しかし1安打に4四死球で1点は痛かった。「もう1、2点欲しかったんだが」と指揮官が言うように、1本出ていれば序盤から大きくリードを奪える展開だった。投手陣の中に体調不良者も出てベストな戦いはできなかったが「選手は頑張ってくれた。この経験をどう生かしていくかだね」と藤原監督。常勝軍団の足がかりとなった今大会。トヨタのスピードは一気に加速しそうだ。

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2022年7月28日のニュース