阪神・近本、攻守で勝利に貢献 5回のスーパーキャッチに「何としても捕らないといけない」

[ 2022年7月23日 22:31 ]

セ・リーグ   阪神3―1DeNA ( 2022年7月23日    甲子園 )

<神・D>5回 無死一、二塁 嶺井の中飛を好捕する近本 (撮影・成瀬 徹)
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 近本が美技で魅せた。2―0の5回無死一、二塁で嶺井のライナー性の当たりを前進してダイビングキャッチ。二塁走者の宮崎が飛び出しているのを確認すると、体勢を崩した状態から素早く二塁に送球し、併殺を完成させた。

 「ちょっと前(20日の広島戦)にやらかしちゃったので。何としても捕りたい、何としても捕らないといけない、という気持ちで必死に捕りました」

 好守で窮地を救い、相手に流れを渡さなかった。20日の広島戦では悔しい守備のミスがあった。1点リードの7回1死一、二塁の場面で磯村の飛球に追いつきながらも落球。傷口は広がり、逆転負けの要因を作っていた。だからこそ、何としても名誉挽回したかった。

 攻撃でも結果を残した。1―0の3回1死二塁の好機では今永のカーブを右前適時打。14日の巨人戦以来、7試合ぶりの適時打が飛び出し、貴重な追加点をもたらすなど、攻守で勝利に貢献した。

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2022年7月23日のニュース