旭川東が53年ぶりの北北海道大会決勝進出 OG・北口榛花の銅メダル獲得と二重の喜び

[ 2022年7月23日 15:19 ]

第104回全国高校野球選手権北北海道大会準決勝   旭川東7―5滝川西 ( 2022年7月23日    旭川スタルヒン )

<旭川東・滝川西>決勝進出を決め喜び合う旭川東ナイン(撮影・高橋茂夫)
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 道内屈指の進学校が快進撃だ。準決勝で旭川東が滝川西を7―5で破り、1969年以来53年ぶりの決勝進出を決めた。

 好調な打線が、旭川支部予選初戦から5試合連続2桁安打となる10安打で得点を重ねた。北北海道大会3試合連続先発となった背番号10の右腕、窪田航樹(3年)は7回5安打3失点と粘投。本間圭太郎(2年)との継投で逃げ切った。

 旭川東は学校創立と野球部創部120年目を迎える伝統校で、元巨人・スタルヒン投手の母校。この日は、OGの北口榛花(24)が陸上世界選手権女子やり投げで銅メダルを獲得し、二重の喜びに沸いた。

 24日の決勝では旭川大高と対戦する。過去の決勝ではスタルヒンを擁した旭川中時代を含めて10戦全敗している。佐藤俊行監督(43)は「そのことを今の子供たちに背負わせる必要はない。3年生の集大成として、結果として勝てたらいい」と話した。

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