龍谷大平安が逆転勝ちで4強 元オリ・川口コーチの配球理論生きた

[ 2022年7月23日 06:00 ]

第104回全国高校野球選手権京都大会・準々決勝   龍谷大平安4―2京都翔英 ( 2022年7月22日    わかさスタジアム京都 )

<龍谷大平安・京都翔英>ブルペンで龍谷大平安・足立のピッチングを見守る川口知哉コーチ(左)(撮影・岸 良祐)
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 4年ぶり35度目の夏の聖地を狙う龍谷大平安が逆転勝ちで準決勝に進出した。エース右腕の足立雄祐(3年)が7安打2失点完投。捕手の伊藤愛都主将(3年)は「コースに投げ分けられていたし、真っすぐ勝負で打ち取れていた」と称えた。

 今年4月にOBで元オリックス投手の川口知哉コーチが就任。伊藤は「相手の打者が待っていない球を配球すること」を考えるように指導されたと振り返る。内、外角だけでなく、高低を使う重要性も教わり、大先輩の言葉に「重みを感じますね」とうなずいた。

 25日の準決勝では今大会5戦4発と絶好調の西村瑠伊斗(3年)を擁する京都外大西と対戦する。「気持ちの強い足立なら抑えてくれると思う。状況によるが、強気で勝負したい」と好打者の攻略を思い描いた。

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2022年7月23日のニュース