乙訓 12安打11得点の猛攻で準々決勝突破 2年生右腕・金納が5回1失点「変化球低めに集めた」

[ 2022年7月23日 12:40 ]

第104回全国高校野球選手権 京都大会準々決勝    乙訓11―2京都文教 ( 2022年7月23日    わかさスタジアム京都 )

<乙訓・京都文教>乙訓の先発・金納(撮影・岸 良祐)
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 乙訓が計12安打で毎回得点の11点を奪って京都文教を下し、2年連続の準決勝進出。先発した2年生右腕・金納晋平投手が5回5安打1失点で勝利に貢献した。

 「初回に変化球が入らなかったり浮いてしまって点を取られてしまったんですけど、あとの方は修正して変化球低めに集めてダブルプレーとかを取っていけました」

 初回2死から2連打を浴びて先制こそ許したが、2回以降は走者を背負いながらも要所を抑える投球。バットでは1―1の2回に1死三塁から勝ち越しの右前適時打で2点目を叩き出した。

 21日の福知山成美との4回戦ではエースの中西孔太朗投手(3年)が117球を投げて9回完封。「準決と決勝は中西さんだと思うので。そこでいっぱい投げてもらうために自分がしっかり試合つくって勝てたのでよかったと思います」と金納はエース温存に貢献。市川靖久監督からは「夏の大会では初めての先発でしたので。2ストライク追い込んでから甘い球が多かったかなというのが次に向けての課題」とさらなる成長を求められた。

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2022年7月23日のニュース