ヤクルト、投壊22安打15失点で2年ぶり月間負け越し決定 マジック再点灯またも失敗

[ 2022年7月23日 21:20 ]

セ・リーグ   ヤクルト3―15広島 ( 2022年7月23日    神宮 )

<ヤ・広>4回、会沢にソロを浴びるヤクルト3番手・星(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトは広島に22安打15失点で連敗を喫し、2カードぶりの負け越し。2020年10月以来2年ぶりとなる7月の月間負け越し(10試合以上消化)が決まり、2位広島とのゲーム差が10に縮まった。ヤクルトの2桁失点は今季7度目で、15失点は今季ワースト2位。DeNAが敗れたため、勝っていれば優勝マジック42が再点灯するところだったが、失敗した。

 先発右腕・原が初回、3番・秋山に2戦連発となる3号3ランを許すなど打者8人に7安打されて6失点KO。キャリアハイの7勝目を目指したマウンドで初回1死しか取れずプロ7年目で最短KOとなった。原をリリーフした2番手右腕・市川も初回こそ無失点だったものの2回は4安打集中で3点を失い、3回も3安打を浴びて4点を失い、計7失点。その後も広島打線の勢いに飲みこまれ続けた。4回に登板した3番手右腕・星は代わりバナに会沢から3号ソロを被弾するなど2回1失点。4番手左腕・坂本は6回、この試合初めての3者凡退に仕留めたが、イニングまたぎで3回1失点だった。

 打線は14点を追う5回に1死から長岡、奥村、山崎の3連続長短打などで2点を返し、6回には主砲・村上が2試合ぶりとなる33号ソロを放ったものの焼け石に水だった。また、新型コロナウイルス陽性で戦列を離れていた塩見、中村が代打で登場して守備にもついている。

 【ヤクルトの今季2桁失点】
4月 7日 ●3―11中日(神宮)
4月24日 ●3―11阪神(神宮)
6月25日 ●5―19巨人(神宮)
6月26日 ○11―10巨人(神宮)
7月17日 ●2―10DeNA(横浜)
7月18日 ●8―10巨人(神宮)
7月23日 ●3―15広島(神宮)

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