大分舞鶴 9回3点差大逆転サヨナラ勝ち!ミラクル決勝進出に河室監督「凄い選手たち…」

[ 2022年7月23日 06:00 ]

第104回全国高校野球選手権大分大会・準決勝   大分舞鶴8―7佐伯鶴城 ( 2022年7月22日    別大興産 )

<大分舞鶴・佐伯鶴城>9回、3点差からの逆転サヨナラ勝ちを喜ぶ大分舞鶴ナイン
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 3点を追いかける土壇場の9回。大分舞鶴は相手失策などで1点を返し、6番の田中洸太郎(3年)、7番の青柳琥太郎(3年)の連続タイムリーで同点に追い付いた。なおも1死満塁で8番の後藤駿太(2年)が中前にサヨナラ打。選手たちはベンチから一斉に飛び出し、劇的な逆転勝ちを喜び合った。驚異的な粘りを発揮して2試合連続のサヨナラ勝ち。河室聖司監督は「凄い選手たち…」と涙で言葉を詰まらせた。

 初球打ちのサインに応えた田中は「後悔のないように思い切り振った」と話し、4番でつなぎ役となった甲斐京史朗主将(3年)は「毎日サヨナラ打の練習をしている」と胸を張った。負けている場面でも2年生が常に前向きな言葉で盛り上げたといい「助けられている」と感謝した。

 決勝は昨夏の決勝で敗れた宿敵・明豊と対戦する。甲斐は「ここまで来たら何が何でも勝って甲子園に行くしかない」と気合を入れた。春夏連続出場へ、猛烈な勢いで突き進む。(村田 有子)

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2022年7月23日のニュース