広島5連勝で5割復帰 松山12回V犠飛「最低限の仕事はできた」 さあ火曜から本拠で上位叩き

[ 2022年6月27日 04:45 ]

セ・リーグ   広島4ー3DeNA ( 2022年6月26日    横浜 )

<D・広>12回、勝ち越し犠飛を放ち、チームメートに祝福される松山(撮影・木村 揚輔)
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 広島は守護神で追い付かれても、延長戦で登板した救援陣が流れを渡さず、1分けを挟む5連勝で最大5あった借金を完済。6月10日以来の勝率5割に復帰した。佐々岡監督は「全員で勝った試合。この1週間タフな試合が続いた中で頑張ってくれた」とナインを称えた。

 同点の延長12回、先頭の代打・羽月の右翼線二塁打から1死三塁とし、代打・松山がきっちり決勝の中犠飛。8日の楽天戦以来、無安打が続く36歳のベテランは「良かった。それしかない。安打が一番いいけど、最低限の仕事はできたと思う」と破顔一笑だ。

 今週6試合のうち3試合目の延長戦。栗林は今週5試合目の登板だった。1点優勢の9回。2死から桑原に四球を与え、佐野に甘く入ったフォークを同点の中越え二塁打とされた。それでも指揮官は「連投で大変。栗林で追い付かれたのは仕方がない」とかばった。

 火曜日からは本拠地でヤクルト、巨人と6連戦。佐々岡監督は「マツダのファンの声援の中でしっかり(戦いたい)」と上位叩きを誓っていた。(江尾 卓也)

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2022年6月27日のニュース