大谷翔平 大荒れ試合で6試合ぶり無安打も、チームの連敗は2でストップ

[ 2022年6月27日 08:12 ]

ア・リーグ   エンゼルス2ー1マリナーズ ( 2022年6月26日    アナハイム )

<エンゼルス・マリナーズ>3回、大谷は2打席連続の四球(撮影・篠原岳夫)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は26日(日本時間27日)、本拠地エンゼルスタジアムでのマリナーズ戦に「3番・DH」でスタメン出場。2打数0安打0打点で20日(同21日)のロイヤルズ戦から続く連続試合安打は「5」で止まった。打率は・259。チームは接戦を制し、連敗を2でストップした。

 初回の第1打席は1死一塁の場面で四球。3回の第2打席も四球で出塁。しかし0―0の5回1死一、二塁では右直、1-1の7回1死一、二塁では左飛と第3、4打席は凡退した。いずれも直前の打者・トラウトが申告敬遠で一塁へ歩かされた状況で迎えた好機だったが、生かすことができなかった。

 試合序盤は荒れに荒れた。2回無死、エンゼルス先発・ワンツがマリナーズ・ウインカーに投じた初球が死球となると、当てられたウインカーが激怒。三塁側のエ軍ベンチに向かって突進し、それがきっかけで両軍が入り乱れる大乱闘となった。乱闘は数分間続き、結局、試合は約17分間中断。投打の当事者に加え、エンゼルス・ネビン監督代行、マリナーズ・サービス監督など計8人の大量退場者を出す結末となった。

 伏線があった。25日(同26日)にエンゼルス・トラウトがマリナーズの投手から頭部付近に危険球を投げられ、この日も初回にワンツがロドリゲスの背中付近に危険球を投げ、審判団に警告を受けていた。
 
 それぞれチームトップのホールド、セーブを記録するテペラ、イグレシアスを乱闘による退場で欠きながらも、何とか最少得点差を守り切っての勝利。大谷の次回先発予定は29日(同30日)の本拠地でのホワイトソックス戦で、今季ここまでの成績は6勝4敗、防御率2.90。7勝目を目指すマウンドになる。

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