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【記者の目】秋山翔吾はなぜ広島を選んだのか ファン心理への配慮、広島の秋山の人間性への評価と3年契約

[ 2022年6月27日 05:32 ]

秋山翔吾外野手
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 日本球界に復帰する秋山翔吾外野手(34=前パドレス傘下3Aエルパソ)が26日、広島への移籍を決めた。西武、ソフトバンクと三つ巴の争奪戦だったが、交渉で感じた熱意と自身の思いが合致。この日までに他2球団に断りの連絡を入れた。今季途中から24年までの3年契約、総額3億5000万円以上で出来高払いもついているとみられる。スポーツニッポン本紙記者が プロ12年目で初のセ・リーグの舞台を選んだ理由に迫った。

 今回、秋山が日本でのプレーを決断した過程で古巣・西武への復帰を予想したファンは多かったはずだ。記者も「9割方、秋山は西武に戻る」という話を複数の関係者から聞いた。復帰は実現しなかったが、広島を超える大型契約を提示したとみられるソフトバンクも選ばなかった。義理堅い秋山がファン心理も考えた上で出した答えだったことは想像に難くない。

 むしろ「2強」に割って入り、見事にハートを射止めた広島の秋山に対する熱意、敬意は評価される。これまで12球団で唯一、FA選手の獲得はなし。大物の獲得には消極的だったが、今回は実績だけでなく、野球に向き合う姿勢など人間性も含めて秋山がチームに必要な人材と考え、見事に口説き落とした。

 球界関係者の話を総合すると西武の提示は2年契約とみられる。目標とする日米通算2000安打まで524本を残し、少しでも長くプレーすることを望んだ秋山には物足りなかったのかもしれない。(前西武担当・花里 雄太)

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