「6月男」阪神・大山の勝負強さ健在 初回速攻2点タイムリー 球団5人目の月間30打点に王手

[ 2022年6月27日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神6ー5中日 ( 2022年6月26日    甲子園 )

<神・中>初回、2点適時打を放つ大山(撮影・成瀬 徹)
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 「6月男」の勝負強さは健在だ。初回1死二、三塁の第1打席、阪神・大山が柳の外角真っすぐを右前へはじき返す2点適時打。月間29打点となり、阪神では05年今岡誠ら、過去4人(5度)しかいない月間30打点に王手をかけた。

 「(打席での意識は)ランナーを還すことだけです。(自分の)状態よりも試合に勝てたことが一番大きいですし、追い越されて全員で追い付いて熊谷が決めて。ベンチも含めてこのままいきたい」

 5―5の11回は2死三塁で打席が回ったが申告敬遠された。矢野監督が「まあ当然。逆の立場でも」と話した立浪監督の采配でヒーローにはなり損ねた。ただ、公私ともに仲の良い1学年下の熊谷が劇的な一打を放ち、我が事のように喜んだ。

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2022年6月27日のニュース