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秋山 広島入り決断激白 響いた「カープの大きな財産になる」 3年契約「欲しい条項の一つだった」

[ 2022年6月27日 05:16 ]

広島入りを決意した秋山翔吾(AP)
Photo By AP

 日本球界に復帰する秋山翔吾外野手(34=前パドレス傘下3Aエルパソ)が26日、広島への移籍を決めた。西武、ソフトバンクと三つ巴の争奪戦だったが、交渉で感じた熱意と自身の思いが合致。この日までに他2球団に断りの連絡を入れた。今季途中から24年までの3年契約、総額3億5000万円以上で出来高払いも付いているとみられる。プロ12年目で初のセ・リーグの舞台を選んだ理由、今後への思いなどをスポニチ本紙に激白した。

 ――帰国から6日。シーズン中ということもあり、決断は早かったが、新天地を決めた今の率直な思いは?

 「シーズンが進む中で、オファーをもらった3球団には、それぞれ感謝しています」

 ――環境が大きく変わるが、決め手は?

 「西日本に住むのもセ・リーグという環境も初めて。米国という知らない場所に飛び込んでいった時のような、新しいことを知りたいという思いがある。それが、カープというチームにお世話になりたいと思う一つの要因になりました」

 ――交渉の席での言葉が大きかったか?

 「鈴木(清明球団本部長)さんからの“来てもらえれば カープの大きな財産になる”という言葉は響きました。それと“2000安打まで、あと五百何本だったよね”と言っていただいた。自分が2000本への思いを持っていることをフロントの方が認識してくれていたのが、ありがたかったし、うれしかった」

 ――契約は3年ということだが。

 「長くプレーしたいという気持ちがあり、欲しい条項の一つだった。それと、普段FA戦線などにも参戦しないカープがオファーを出してくださったことも大きかったですね」

 ――カープのイメージは?

 「地元に熱いファンがいて、球場が真っ赤に染まるイメージ。アツ(会沢)、キク(菊池涼)、(田中)広輔と、侍ジャパンで一緒に戦った年の近い野手陣がいる。チームが勝つためのワンプレーに対して“今のは凄いよかった”と共有できるようなメンバーだと思う。客観的に見て、いい雰囲気だなと思っていました」

 ――メジャーでは結果が出せなかったが。

 「昨年のケガ(両太腿裏の張り)は自分が起こしてしまった。不本意だし、悔しいけど、それを招いているのは全て自分。結果が出なかったのも、その時の力だと思っています」

 ――3年ぶりの日本でのプレーになる。

 「もう一度、試合に出るために挑戦する。“こういう選手なんです”と改めて理解してもらえる準備をしていく。選手として、人間として認めてもらい、打席に立ったときに期待してもらえるかどうか。そんなに簡単なことではないと思うので、自分がどれだけできるのかという期待感、ワクワク感があります」

 ◇秋山 翔吾(あきやま・しょうご)1988年(昭63)4月16日生まれ、神奈川県横須賀市出身の34歳。横浜創学館から八戸大を経て10年ドラフト3位で西武入団。15年にプロ野球記録のシーズン216安打を記録するなど最多安打4度、17年に首位打者に輝いた。20年に海外FA権を行使してレッズへ移籍し日本人初の同球団所属選手に。通算成績は日本が1207試合で打率.301、116本塁打、513打点。メジャーでは142試合で打率.224、0本塁打、21打点。1メートル82、83キロ。右投げ左打ち。

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