巨人・原監督 9回2死満塁でデラロサのボーク「まあ、審判に聞いて。俺は納得した。俺は納得した、うん」

[ 2022年5月14日 19:08 ]

セ・リーグ   巨人7―6中日 ( 2022年5月14日    東京ドーム )

<巨・中>9回、ボークの判定をめぐり審判団と話す原監督 (撮影・白鳥 佳樹) 
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 巨人が最大5点差をハネ返した。「5番・一塁」で先発出場した中田翔内野手(33)による今季2本目となる満塁弾で中日に逆転勝ち。先発のシューメーカーは5回4失点(自責3)で試合をつくれなかったが、3番手の平内が2勝目を挙げた。チームは今月初の3連勝で5カードぶりとなる勝ち越しを決めた。

 試合後、原監督は先発のシューメーカーについて「やっぱり不安な状態で立ち上がり(先頭の中日・岡林を二ゴロに打ち取るも広岡が転倒し二安)…まあセカンド、ヒットではあるけれどもね。あれをヒットにしているようではやっぱり投手に申し訳ないなという感じですね。まあそれを差し引いても、本人ももう一つ、二つ工夫が必要かなというふうに思います」と不運があったことは認めつつも、次に向けての修正を求めた。

 守護神・大勢を休ませ最後はデラロサがマウンドに。「まあ、ああいうピンチを招くというのは予定通りではなかったけども、彼を9回に投げさせたというのは予定通りでした」とした。そのデラロサが9回2死満塁からノーワインドでボークの場面について聞かれた指揮官は「まあ、審判に聞いて。俺は納得した。俺は納得した、うん」と多くは語らなかった。

 9回のピンチも何とかしのぎ3連勝。逆転勝利はチームに勢いをもたらすものかと問われた原監督は「そうですね。そうそうは簡単にはいかないでしょうし。今日のようなゲームはそうそうあるものではないので。そういう意味では何とか勝ったということを明日からにつなげていきたいと思います」と再び白星ロードを進むため勝って兜の緒を締めた。

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