エンゼルス・大谷 休養専念 思い出の地でMLB通算100号決める

[ 2022年5月14日 02:30 ]

大谷翔平
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が13日(日本時間14日午前10時40分開始)のアスレチックス戦で王手をかけている日本選手3人目のメジャー通算100号に挑む。敵地オークランド・コロシアムはメジャー初安打、初勝利を記録した場所で、今回はダブルヘッダーを含め同日からの3日間で4試合を戦う。試合のない12日(同13日)は現地で休養しコンディションを整えた。

 4月22日から続いていた20連戦が終了した前日の本拠地でのレイズ戦後、エンゼルスはすぐに空路でオークランドへ移動。一夜明け、ナインは久々の休養日となった。投打同時出場だった前日に「体的にももちろんフレッシュな状態ではない」と話していた大谷も疲労を取ることに専念した。

 9日に自身初の満塁弾を含む2打席連発で王手をかけたメジャー通算100号。達成すれば日本選手では松井秀喜(175号)、イチロー(117号)に次いで3人目だ。決戦の地のオークランドは18年3月29日にメジャーデビューを果たし、初安打も放った場所。同4月1日にはメジャー初登板で初勝利も挙げるなど節目の記録と縁がある球場である。

 アスレチックスの先発は26歳右腕ジェフリーズ。過去対戦は1度で3打数無安打も大谷は直近5試合全てで安打を放ち21打数8安打(打率・380)、2本塁打、7打点と好調。本来の角度ある左方向への強い打球も増えており、本塁打量産を予感させている。

 「MLB Picks」の公式ツイッターが公開したア・リーグMVPオッズは大谷が3・5倍で開幕直前の4月に続きトップに立つなど注目度は相変わらず。激戦のア・リーグ西地区はアストロズが10連勝を飾りチームは4月26日以来の首位陥落。節目の一発で「再奪首」に貢献する。

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2022年5月14日のニュース