阪神 1、2番が計7安打でチャンスメーク 矢野監督「なかなかこういう攻撃ができなかった」

[ 2022年5月14日 17:56 ]

セ・リーグ   阪神9-2DeNA ( 2022年5月14日    横浜 )

<D・神> 6回2死二塁、3号2ランを放った中野(左)は矢野監督にメダルをかけてもらう(撮影・大森 寛明)
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 阪神は、中野に2本塁打が飛び出るなど、打線が13安打9得点を挙げた。

 青柳が前回登板した5月6日は、中日・大野雄に10回2死まで完全投球をされ、孤立無援にさせたが、この日は序盤から効果的に得点を積み重ねた。1番の近本が3安打猛打賞、2番の中野は4安打を放った。矢野監督と報道陣との主なやりとりは以下の通り。

 ―青柳は好調でなくても試合をつくった
 「そうやね。打線も前回、ヤギ(青柳)に借りがあったんで。そういうところで、たくさん点を取ってくれた中での投球というのも簡単ではないんで。逆に早く抑えたいし、早くアウトを取りたいし。そういうところもしっかりやってくれたんじゃないの」

 ―1、2番が出て還すいい形
 「そうやね。やっぱりチカ(近本)が出て、(中野)拓夢のホームラン2本はすごいし。なかなかこういう攻撃ができなかったんで。チカが出て、しっかり還す方も還せたんで。やっぱり1、2番が出ると、そういう内容の打撃にも近づく。やっぱり“何とかしよう”とね、得点圏に走者を置けば置くほど、バッターってそういう気持ちになっていくと思うんで。前の打者が出てくれることで、そういうバッティングに変わっていってくれるんじゃないかなと思う」

 ―糸井のタイムリーも貴重だった
 「うん、嘉男もあそこね。ピッチャーが代わって変化球、変化球と来て、たぶんフォークかなと思うけど。3球勝負を、一発で仕留めたのはすごいなと思う。展開的に、向こうは流れを止めたいからこそピッチャー代えたと思うけど、そこをいけたのは、ムード的には『よっしゃ、これでこっちの流れや』ってことになれたから。さすが、という感じだった」

 ―前回良くなかった渡辺、岩貞も好投
 「(悪い投球が)続くと、もちろん不安にもなっていくし、次につながる登板になったかなと思うけど」

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2022年5月14日のニュース