日本ハム近藤が月間MVP 新庄新監督と「いいコミュニケーションを取りつつ、グラウンドで体現したい」

[ 2021年11月9日 13:02 ]

初の月間MVPに日本ハム近藤はアロハポーズ
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 10月度の「大樹生命月間MVP賞」が9日に発表され、パ・リーグ打者部門は日本ハムの近藤健介外野手(28)が初受賞した。

 近藤は10月23試合に出場し、打率・351、2本塁打、10打点をマーク。最終的に4年連続のシーズン3割台こそ逃がしたが、10月は7試合連続二塁打など、バットでチームの最下位脱出に貢献した。

 常に打撃上位に名を連ねながらの初受賞に「調子がいい時にも獲れず、正直縁がない賞と思ってました」と喜びを表すと「今年はチームとしてなかなか得点出来なかった。来季は得点に貢献する打撃を突き詰めていきたい」と3年連続5位からの巻き返しを誓った。

 チームは新庄剛志新監督(49)の下で始動。「プロ野球を盛り上げようとしているのが見て取れる。ボクも選手会長として監督の考えを早く理解して、いいコミュニケーションを取りつつ、選手としてグラウンドで体現したい。そうすれば強いチームになっていくはず」と力を込めた。

 指揮官の就任会見はチェック済み。「想像通り。楽しくなりそうだと見てました。でも言っていることは分かるし、しっかりするところはしっかりしている監督なんだ」。テレビを通じての第一印象を語ると「現役時代はパフォーマーみたいなイメージでしたけど、一塁へのヘッドスライディングだったり、全力プレーでファンを喜ばせていたので、もう一度全員でやるようにしたい。ボクもしっかりアピールしたい」と力を込めた。

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2021年11月9日のニュース