中日・立浪新監督 ビシエドの打撃フォーム改造計画 本塁打アップへ「スタイルを変えていかないと」

[ 2021年11月9日 05:30 ]

中日の立浪監督(左)と片岡2軍監督
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 中日・立浪新監督が来春キャンプで主砲のビシエドに本塁打増を目標とした打撃フォーム改造を打診する考えを示した。「今のフォームだと15から20本。30本は打ってほしい。そのためには少しスタイルを変えていかないと。来年、打撃コーチやリナレス巡回コーチも含めて話をする」

 来日6年目の今季、ビシエドは打率・275、17本塁打、70打点と迫力を欠いた。チーム浮上には大砲の復活が欠かせない要素だけに「形を変えるのは本当に難しいが、もっと本人も活躍できると思っているはず。そのために必要」と、今季のボールにバットを衝突させるような形ではなく、本来のしっかり懐に呼び込んでとらえる打撃を勧める構えだ。

 6日深夜に出演したカンテレ系ニュース番組「S―PARK」ではチーム打撃成績について今季の打率・237、69本塁打、405得点から、来季は打率・260、100本塁打、得点は「1試合1点増」の548得点へ大幅に引き上げることを目標に挙げた。そのために主砲の打撃にもメスを入れる。聖域なき改革で、強竜を取り戻す。(中澤 智晴)

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2021年11月9日のニュース