ヤクルト 救援陣の連投リミッター解除 高津監督「勝てる展開では全部いく」

[ 2021年11月9日 05:30 ]

ヤクルト・高津監督
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 プロ野球は10日にクライマックスシリーズ(CS)のファイナルステージ(S)が開幕する。セ・リーグはレギュラーシーズン1位のヤクルトが同3位の巨人を神宮に、パ・リーグは同1位のオリックスが2位のロッテを京セラドームに迎える。

 20年ぶり日本一へ連投に関するリミッターを解除する。ヤクルト・高津監督はCSファイナルSの救援陣の起用について「勝てる展開では全部いく。先発から最後のスコット(マクガフ)が投げるところのイメージも全部、日本シリーズ7戦までやっています」と総力戦で臨む方針を示した。

 シーズン中は原則的に3日連続登板までとするなど、巧みなマネジメントで6年ぶりのリーグ優勝を達成した高津監督。4日連続は10月にセットアッパーの清水、マクガフが1度ずつだけだ。ファイナルSは最長で6連戦、その後の日本シリーズも第7戦まであるが「頑張ってもらいますよ」と期待。状況次第では4連投以上となる投手が出てくる可能性もある。12球団トップの149ホールドをマークした強力ブルペン陣が日本一への鍵を握る。(青森 正宣)

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2021年11月9日のニュース