新庄ビッグボスが清宮に「やせた方がモテる」と話した理由 「キレがない気が」「精神的にも鍛えられる」

[ 2021年11月9日 17:15 ]

清宮の脇腹をつまむようにした新庄監督
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 日本ハムの「ビッグボス」こと新庄剛志監督(49)が沖縄・国頭秋季キャンプ視察2日目の9日、清宮幸太郎内野手(22)を初指導。新監督からの減量指令も飛び出した。

 清宮は守備練習に就く際、見ていた新庄監督に歩み寄り、そのまま指揮官による指導が始まった。股関節を意識させるようなポーズをすると、守備、打撃のジェスチャー。中には脇腹をつまむように見えたしぐさもあった。

 新庄監督は「ちょっとデブじゃね? って。ちょっとやせない?って。そしたら『やせてしまったら打球が飛ばなくなるのが怖い』って言われたんで、いやいや、あの、変えないとって。いまもそんなに打球飛んでないよって。昔の方がもっと飛んでた」と説明。さらに「昔の方がスリムじゃなかった?それはキレがあったから。今はちょっとキレがない気がするから、やせてみようと。やせた方がモテるよ、かっこいいよって。スタイルのいい野球選手が、ベストでしょ? ちょっとぽちゃっとしてるから」と続けた。

 キレを増すことで飛距離は保てる。それだけじゃない。「人間的にも、ダイエットってものすごく、精神的に鍛えられるので」とメンタル面への効果も強調。さらに「みんなもプレッシャーかけて、ね。『痩せてます?』って。常に。『痩せました?』って。言っておいてくれ。で、もしそれで痩せて飛距離とかがものすごく下がったら、めちゃめちゃ食って戻せばいいだけのこと。とりあえずトライしてみようかという話をしました。もったいないでしょ。もったいない」と報道陣にも監視のお願いをした。

 新庄監督によると、減量指令に「わかりました」と答えたという。「もちろんもちろん。いい目をしていましたよ」と指揮官は語った。

 清宮は入団4年目の今季、初めて1軍出場なしで終えた。「来季に向けてもうスイッチが入っている」と話し、今キャンプでは新庄監督が「GM兼左打者専用打撃コーチ」に指名した稲葉篤紀GMからさまざまなアドバイスを受けて練習に取り組んでいる。

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