【大谷と一問一答】今季6勝目 スライダー多投は「浅いカウントの直球狙いだったので」

[ 2021年8月5日 13:29 ]

<レンジャーズ・エンゼルス>エンゼルス先発・大谷(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が4日(日本時間5日)、米テキサス州アーリントンでのレンジャーズ戦に「2番・投手」で出場し、6回を4安打1失点、無死四球、6奪三振で今季6勝目を挙げた。自身5連勝で、試合は2―1だった。打撃は3打数無安打、1三振。

 ――28日の試合中にファウルが当たった右手親指の影響は。
 「ほぼないですかね」

 ――投球を振り返って。
 「球数がちょうどいい感じでいっていたんですけど、最後にもう1回投げられれば一番良かったかなという感じかなと思います」

 ――ジョー・マドン監督は疲れていたように見えたと話していた。
 「6回は余計な点だったのかなと思うので。あのまま2―0で中継ぎに渡せれば一番、それはそれで良かったのかなと思います」

 ――ここ最近26回で1四球しか出していない。その要因は。
 「なんですかね。その分ヒットは出ているので、その差し引きかなと思います。(ストライク)ゾーンでどんどん攻めていっているので、その結果、四球は少ないですけど、ヒットになる確率は多少上がっている印象かなと思います」

 ――8番・ラガレスが暴投で二塁から生還した。
 「今日のMVPじゃないかなと僕は思っているので。それぐらい素晴らしい積極的な走塁だったと思います」

 ――スライダーが多かった。真っすぐ、スプリットが投げにくかったことはあったか。
 「単純に浅いカウントの真っすぐ狙いだなという感じだったので。変化球で打たせて取るという感じでいきました」

 ――打者として今季は三振が多い。マークが集中している中では仕方ないがどう捉えているか。
 「長打は紙一重のところはありますし、甘い球を待っていると、今の状況では、特に浅いカウントとかは厳しいところ、ボールでもいいぐらいの感じでカウントを取りに来る場面が多くなる。無理にそこに手を出す必要はないと思っていますし、2ストライク後の打席が多くなるので、その結果、三振は多少増えるかなと思います」

 ――右手親指にファウルが当たった時の状況や痛みは。
 「ベンチでiPadを見ていたので打球を見ていなかったですけど。当たらないような位置にはいたので。高いバウンドでそんなに強くはないと思いますけど、爪に当たって血が出たという感じです」

 ――投げるには少し時間が必要だけど打撃には問題なかった。
 「そうですね。ピッチングよりは影響は少ないと思っていましたね。出ないという選択肢はあんまりもっていないので、チーム的にも苦しいですし、なるべく出て貢献できるように頑張りたいなと思います」

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