連敗脱出の立役者ソフトバンク・真砂 秘密兵器の「ヘリウムガス」効いた!? 体張った笑いで盛り上げた

[ 2021年4月29日 19:02 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2-1日本ハム ( 2021年4月29日    ペイペイD )

28日の日本ハム戦前に、円陣でヘリウムガスを吸い込む真砂(撮影・中村達也)
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 4連敗中だったソフトバンクが、2-1で日本ハムに競り勝ち、ようやくトンネルを脱出した。1点差の逃げ切り勝ちで、値千金だったのが7回に飛び出した真砂の今季1号弾。実は、ヒーローは前日28日から“奮闘”していた。

 28日の日本ハム戦前の円陣で、声出し担当だったのが真砂だ。連敗中だった流れを止めようと、ある秘密兵器を持参していた。それが、なんとヘリウムガス。「最近、ちょっと流れ悪くないですか」と話し始めた真砂は、ナインに向かって「なんか、ちょっとベンチの空気重たいなって。どうやったら空気軽くなるやろ、と考えた」として、懐からおもむろにヘリウムガスを取り出した。すると「これを僕が代わりに吸って、僕が空気を軽くしようと思います」と話し、口の中へガスを噴射。「これで、完璧です~」と甲高い声が響き渡ると、ナインは大爆笑した。もちろん、市販のもので安全は確認済みとのこと。「サぁ、い、ィコ~(さあ、行こう!)」の声は、もはや、どこの国の言葉かも微妙なほどだった。

 連敗中のチームは、何かと暗くなりがちなもの。しかし、いくらソフトバンクでも長丁場のシーズンでは、多少の連敗はある。プロ9年目の真砂は、何とか暗いムードを払しょくしようと、考えたようだ。効果が出るまで1日経ってしまったのはご愛敬だが、しっかりと連敗を止める活躍だった。プロ初の本拠地お立ち台では「1、2、3、ワッショーイ!」でしめたお祭り男。今後も“甲高い声”で士気を高めてくれる?

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