中日・根尾もチェンに脱帽「出所が見えにくかった」 打線がつながりを欠き、かつての「同僚」に白星献上

[ 2021年4月29日 17:38 ]

セ・リーグ   中日2-6阪神 ( 2021年4月29日    バンテリンD )

<中・神>5回2死、根尾は空振り三振に倒れる(投手・チェン)(撮影・坂田 高浩)
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 中日は“元同僚”を打てず、日本球界10年ぶりの白星を献上してしまった。

 11年まで8年間、中日に在籍した相手先発・チェンに6回まで5安打1得点。6回1死三塁から犠飛で1点を奪うのがやっとだった。

 2打数2三振に倒れた根尾は「腕の振りがストレートも変化球も同じで、出所が見えにくかったです」と脱帽。「子どもの頃から見ていた投手ですので打ちたかった」と幼少期にテレビ越しに見ていた左腕から快音を響かすことができず、悔しがった。

 10、11年にともにプレーした大島は3打数1安打ながら「良いピッチングをされてしまいました」。

 米大リーグで対戦経験のあるビシエドは初回2死二塁の好機で二飛に倒れるなど、2打数無安打。「アメリカの時の方が球が速くてスピードを感じた。でも今日はコントロールが良かったね」と潔く完敗を認めた。

 与田監督も「ある程度、甘い球はきているが、タイミングをちょっと外され上手く打てなかった」と経験豊富な左腕の投球術を称えるしかなかった。

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