SUBARUの2年目右腕・手塚 プロ入りの鍵は「回転軸」

[ 2021年4月29日 08:35 ]

オープン戦で好投を見せたSUBARUの手塚
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 真上から振り下ろす――。

 SUBARUの2年目右腕・手塚周投手(24)がマウンドで意識していることだ。

 直球の最速は150キロ。大学時代は細身の体だったが、社会人で8キロ増量し体重87キロになった。「大学のときは体を大きくすると動けなくなると思っていた。社会人になって、トレーニングとかをやって。トレーナーさんのおかげです」と感謝する。

 憧れの投手は楽天・岸。「持ち球も似ているし、自分に重ねて見ることが多い」と言う。岸の持ち味でもある、切れのいい直球を手本にしている。そして、手塚が最も重視するのが「回転軸」だ。「できるだけ、回転軸を縦にすること。そうすれば空振りが取れるボールになる」ときれいな縦回転となるように腕を振っている。

 今年3月に右足首を痛め、戦列を離れたが、4月28日にはENEOSとのオープン戦に登板し2回2安打無失点。スプリットで2三振を奪う内容に「足は100%。順調に来ていると思う」。5月7日からのJABA九州大会に合わせ、調整は順調だ。投球を視察した日本ハムの坂本晃一スカウトは「スピン量が多いし直球の質がいい」と評価した。

 冨村優希監督は「復帰してくれたのが大きい。九州大会に向けて投手陣の厚みが出る」と期待を寄せる。目標に掲げるプロ入りへ「結果を残さないといけない。自分の結果が良ければ、チームにも貢献できる」と手塚。勝負の2年目。結果にこだわるシーズンとする。(川島 毅洋)

 ◆手塚 周(てづか・しゅう)1996年(平8)5月28日、福島県生まれの24歳。小3から野球を始める。福島第三中では軟式野球部に所属。福島高では甲子園出場なし。立大では1年秋にリーグ戦デビューし通算7勝。SUBARUでは昨年の都市対抗に日立製作所の補強選手で出場。1メートル80、87キロ。右投げ左打ち。

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