21世紀枠で選抜出場の東播磨が今年の対外試合初戦 エース鈴木は先発1回無失点

[ 2021年3月8日 19:28 ]

練習試合   東播磨8―0加古川北 ( 2021年3月8日    三木総合防災公園野球場 )

<練習試合 東播磨・加古川北>先発し、1回無失点の東播磨・鈴木(撮影・亀井 直樹)
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 21世紀枠で第93回選抜高校野球(19日から13日間、甲子園)に出場する東播磨が8日、今年の対外試合初戦を行った。高野連の対外試合解禁は6日だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、兵庫県教委から7日までは対外試合を禁じられていた。初回2死走者なしから、チームカラーの足を絡めた打者10人の攻撃で6点を奪い、快勝発進を決めた。

 先発した最速144キロ右腕のエース鈴木悠仁(2年)は1イニングのみの登板。立ち上がりは高めに球が浮き先頭打者に四球を与えたが、後続を落ち着いて打ち取り1回無安打無失点とさすがの投球。「さすがに力みました」と笑ったが「真っすぐはそこそこ投げられている。しっかり修正しようと思って投げました」と納得の表情を浮かべた。主将の原正宗(2年)も1打席限定で「1番・二塁」で先発。二塁内野安打を放ち「正直もっと試合に出たかったけど、チームとして2アウトから点を取れたのは良かった」と話した。

 この日の試合ではベンチ入りメンバー選考の意図もあり、鈴木や原ら主力メンバーは早々に交代した。メンバー発表は早ければあす9日にも行われる。

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2021年3月8日のニュース