ソフトB・千賀、シート打撃で圧巻投球 打者10人無安打&最速156キロ ドラ1井上「えぐい」

[ 2021年3月8日 05:30 ]

今季初実戦となるシート打撃に登板した千賀
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 両ふくらはぎの不調のためリハビリ組で調整しているソフトバンクの千賀滉大投手(28)が7日、福岡県筑後市のファーム施設で2軍のシート打撃に登板し、最速156キロをマークして順調な回復を示した。室内練習場でドラフト1位の井上(花咲徳栄)ら若手と対戦。打者10人に計48球を投じ、無安打、5奪三振と圧巻の内容だった。

 空振り三振と中飛に抑えられた井上は「えぐい。(直球は)ゴォォォ!という感じ。フォークは落ちるというか消える。ボールと分かっていて手が出た」と脱帽した。直球にカーブやフォークも交えた内容に、斎藤学リハビリコーチは「いろんな球種を試しながらできて良かった。見てる方からすると“これくらい投げられるのだったら”というとこまで来ている」と目を細めていた。

 今後は12日の春季教育リーグ・中日戦(タマスタ筑後)で30球をめどに登板する。その後はファームで50、70、100球と球数を徐々に増やしながら登板を重ねる予定だ。

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2021年3月8日のニュース