ロッテ・ドラ1鈴木 強気内角攻めで西武・山川斬り「自分の直球がどれだけ押し込めるか」

[ 2021年3月8日 05:30 ]

オープン戦   ロッテ2―4西武 ( 2021年3月7日    ZOZOマリン )

<ロ・西>ロッテ先発の鈴木(撮影・長久保 豊)
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 本拠地デビューしたロッテのドラフト1位・鈴木(法大)は山川斬りで開幕3戦目の28日ソフトバンク戦(ペイペイドーム)の先発へ大きく前進した。最速148キロを計測し、4回を5安打2失点。その結果以上に強気な投球が光った。

 「(捕手)田村さんと話して、山川さんに自分の直球がどれだけ押し込めるか確かめようと臨んだ。今日の時点では内角にいい球を投げられた」。初回2死二塁では5球連続で胸元をえぐり三ゴロ。3回2死二塁でも142キロで二飛に仕留めた。「オープン戦でしかできないこともある」とシーズンを見据えながら18、19年の本塁打王を力でねじ伏せた。

 当初は2軍での調整登板を予定していたが、脚部に不安を抱える石川が開幕微妙となったことで、この日の先発となった。開幕3戦目の先発候補について、井口監督は「今後も(鈴木が)順調にいけば、そうなる可能性もある」と期待。即戦力左腕も「入寮したときから開幕ローテーションに入るつもりでいた。そうならないといけない」と力を込めた。(横市 勇)

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