快投にこめたメッセージ　阪神・岩田稔が母校・関大を3回無失点「早くプロ入りしてほしい」

プロアマ交流戦   阪神5ー4関大 （ 2021年3月7日    鳴尾浜球場 ）

母校・関大との交流戦で力投する阪神・岩田稔
Photo By 代表撮影

　阪神・岩田稔が母校の関大とのプロアマ交流戦に先発し、今春自身最長の3回を投げ3安打無失点。今秋ドラフト候補の野口智哉と久保田拓真（いずれも3年）をともに無安打に封じるなど後輩相手に貫禄を示した。

　「プロに入ってから関大（の投手出身）の後輩がいない。早くプロ入りしてほしい思いはずっと持っています。早く入ってくれないと僕がやめられない」

　初回は3者凡退。2回は2死から連打を許したが後続を断った。3回1死一、二塁を招いたが野口を遊ゴロ併殺に仕留めた。

　1月上旬に新型コロナウイルスに感染し例年より遅れ気味。安芸キャンプでの実戦登板は1回無失点だった2月28日の四国・高知戦だけだった。「一気に良くなるわけじゃない。スーパーピッチャーじゃないんで」。今後は段階を踏み投球回を伸ばす。