阪神・藤川SAの視点 「今のレギュラーと5年後のレギュラー」 藤浪にも「投げるまで分からない」

[ 2021年2月5日 05:30 ]

<阪神宜野座キャンプ>矢野監督(左)と話す藤川SA(撮影・坂田 高浩)
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 この日で1軍のキャンプ視察という“初仕事”を打ち上げた阪神の藤川球児スペシャルアシスタント(SA)が「故障がちな選手はいないし、まずは順調。でも他球団も見てないし、どうなのかということは今は言えない」と、チームの現状についてコメントした。

 藤川SAがこだわったのは選手とも違う、コーチとも違う、球団SAとしての視点、分析だった。「今回のメンバーでも今のレギュラーと5年後のレギュラーがいる。コーチは同じように接するけど、そのへんを俯瞰(ふかん)して、球団のプランも踏まえて見たり話をしたりした」と一歩引きながらも、現役経験者として首脳陣と意見を交換し、選手にアドバイスを送った。

 「藤浪も今は順調。でも投げるまでは分かりません」と過程の段階に藤浪もチームもあると強調。安芸や他球団を視察した上で、構想をまとめる構えだ。

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2021年2月5日のニュース