阪神ドラ8石井大 宝刀シンカーで糸原から空振り 「決まったらいけるのかな」

[ 2021年2月5日 05:30 ]

<阪神宜野座キャンプ>打撃投手として登板した石井大(撮影・坂田 高浩)
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 阪神のドラフト8位・石井大(四国・高知)が、同2位・伊藤将(JR東日本)、同3位・佐藤蓮(上武大)とともにフリー打撃に初登板し、存在感を示した。

 「ストライクを投げることだけ考えて」。

 39球を投じ、安打性わずか4本とキレ良い直球を中心に快音を許さなかった。ハイライトは最後に対峙(たいじ)した糸原への1球。独立リーグ時代から勝負球にしているシンカーで空振りを奪い「自分の中でもよく落ちてくれた。決まったらいけるのかな」と手応えを口にした。

 第1クールはフォームも参考にする目標の藤川SAから指導も受け、「独立リーグのチーム(高知)が一緒ということで気にかけてくださり、自分の弱点とかを平均に持っていかないといけないと話していただいた」。第2クール以降の実戦登板へ弾みをつけた。 (遠藤 礼)

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2021年2月5日のニュース