阪神 75分の「DEATHノック」 木浪&小幡に904本 500球終えた後に矢野監督が登場

[ 2021年2月5日 05:30 ]

<阪神キャンプ> “Deathノック”と題されたメニューで小幡にノックの雨を降らす矢野監督(撮影・大森 寛明)
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 阪神で、「DEATH(デス)ノック」と称される“1000本ノック”が実施された。

 紅白戦後、小幡と木浪が交互に三塁、遊撃の位置に就き約500球を終えた後に矢野監督がノッカーとして満を持して登場。小幡に149球、木浪に148球のノックの雨を降らした。

 ノック全体は1時間15分におよび小幡は455球、木浪は449球を捕球。最後、捕球した小幡はそのままグラウンドに仰向けで倒れ込み、しばらく動けなかった。昨季12球団ワーストを記録した失策数の大幅減が求められており「鬼の練習」で第1クールを締めた。

 《木浪 指揮官評価の“カッコいい”リーダーシップ》
 阪神の木浪が、事実上、第1クール4日目の「カッコいい大賞」に選ばれた。紅組の「2番遊撃」で出場した紅白戦では2打数無安打に終わったが、矢野監督からは「迷いましたけど野手の方は木浪にしました。それは意識の高さ。守っているときは自分が引っ張るというね。声が」とリーダーシップを評価された。遊撃の定位置争いで筆頭候補と見られる3年目。「ショートを守っている以上、周りを見ないといけないし、声がけ一つで変わる部分もある」と自覚をのぞかせた。

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