日本ハム・杉谷 30歳誕生日で栗山監督からサプライズ「30年間生きてきた中で、一番ビックリした」

[ 2021年2月5日 05:30 ]

取材中の杉谷(左)に栗山監督からキャプテンマーク入りの誕生日ケーキがプレゼントされた(撮影・高橋茂夫)
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 ビッグサプライズのバースデーだ。4日で30歳を迎えた日本ハム・杉谷。キャンプ第1クール最終日が最良の一日となった。

 「(30歳になり)キャプテンとしての自覚が芽生えました。言動、行動もしっかりできてます」。全員が主将に指名された今季。自主トレ期間中から主将に“立候補”していた杉谷だけに、一人の主将としての強い決意を報道陣に語った。

 「30歳になってもこうして野球選手でいられる」と幸せな思いを口にしたその時だ。「♪ハッピーバースデー、拳士~」。何とバースデーケーキを持った栗山監督が歌いながら現れた。ケーキには主将マーク。しかも栗山監督のマスクには手書きで主将を表す「C」の文字も。予想もしない突然のサプライズに杉谷も一瞬、言葉を失うほどだった。

 「みんなが主将だけど、誰かが音頭を取って行動しないと、そういう意識にならないから」。率先してキャプテンシーを発揮する杉谷の姿が、栗山監督にはうれしかった。その思いが表れたサプライズ。感激しきりの杉谷は「まさかこんなことになるとは思っていなかった。30年間生きてきた中で、一番ビックリした誕生日になりました」と笑った。

 通りかかった清宮からも「よっ、キャプテン!」と声を掛けられた。全員主将の中で貴重な一人。杉谷の“30歳の誓い”がチームを引っ張っていく。(秋村 誠人)

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2021年2月5日のニュース