広島・大瀬良「より意識持って」、来季就任の主将について初言及

[ 2020年12月24日 05:30 ]

広島の大瀬良
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 右肘手術からの復活を誓う広島・大瀬良が23日、来季から務める主将について初めて言及。普段から範を示す意識が強い右腕は初の肩書に「成績が何より大事。周りの見方も変わると思うので、より意識を持って臨みたい」と決意を語った。

 現役引退した石原慶が09年に務めて以来、12年ぶりに復活する主将制。佐々岡監督の発案で投手は大瀬良、野手は鈴木誠が指名され、先ごろ設けられた少人数による個別の会食の席で直々に打診された。その時の心境は「ありがたい気持ち。少しビックリもした」。九共大時代に「口ではなく姿で何か感じてもらえたらというスタイル」で主将を務めた経験はあるが、今回は鈴木誠と「もっと深いところで話し合い、いい形でチームづくりができれば」と意気込む。

 指揮官が模範例に挙げた16年の黒田、新井の姿を大瀬良自身も見ており「黒田さん、新井さんの背中を見てたくさん学び、いい方向に引っ張っていただいたと思っている。そういう姿になれるよう精進したい」と力を込めた。(江尾 卓也)

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2020年12月24日のニュース